病気の怖さ

ー病気の怖さ

ずっと健康な体であり続けたい…。

そういう願望を持っている方も多いと思います。

中には神社の前でお祈りをし、無病息災を願う人もいます。

国連が定める国際デーという記念日をご存知でしょうか。

いろいろな記念日が規定されていますが、例えば5月23日は「産科瘻孔(さんかろうこう)を無くすデー」です。

産科瘻孔とは、胎児の頭が母体の骨盤を圧迫することで、母体の免疫系機能を損ねてしまう病気です。

あまり認知が進んでおらず、国際的な理解を深めるよう、国連が5月23日を正式に「産科瘻孔を無くすデー」と定めました。

このようにどんな病気でも、生命を脅かす危険があるということです。

例えば、うつ病も同じです。

うつ病の患者数は年々増加しています。

うつ病が長年たたって自殺に走ってしまう人や、逃避行や薬物摂取に及んでしまう人、はては犯罪に走ってしまう人など様々です。

うつ病は生命と不可分の関係にあり、決して侮れない病気なのです。

完全な治療法もないため、日頃からのリハビリテーションが大事になってきます。

また、ボクの友だちにも聴神経障害を抱えていた子がいました。

ある日、右耳だけ耳鳴りがするということで病院で診察を受けたところ、右耳の奥に腫瘍ができていることが発覚したんです。

進行段階では、まだ初期。適切な治療を施せば、命にかかわるものではないものでした。

もし症状が進むと耳鳴りはもとより、顔面麻痺や顔面変形、骨盤の歪みなど、重篤なものに発展していきます。

友だちは当時、病院に行くかどうか決めあぐねていました。

なぜなら、病院で診察を受けた患者の中に、突然重篤な病根が潜んでいるということを聞かされ、摘出手術しないともう治らない、とまで言われた人がいるからです。

友だちはそれが怖かったんです。もし末期の症状だったら…?

もし手遅れと医師から言われたら…?それは怖いですよね。

実はボクの祖母も同じことを言っていたんです。

3ヶ月前、整骨院で診察を受けMRI検査をしたところ、「腫瘍らしきものがある」とバッサリ斬られ、その日は夜も眠れませんでした。

もしかしたら癌じゃないかと…。医師は「癌ではないと思いますが…」とお茶を濁すような回答しかくれなかった。

今一つ確信が持てなかったんでしょうね。祖母は「余計なことを言わないで欲しかった」とピシャリ。しかし、その心配は杞憂に終わりました。

しばらく眠れない日が続き、祖母は意を決して癌かどうかを確認するために、大手の整骨院に癌を主訴に受診し、医師の診察を受けました。

すると医師の返答はこうでした。

「これは癌ではないよ。少しポリープが溜まってるだけだね。胃腸が弱ってるんだよ。少し食べ物には気をつけたほうがいいね」と。

そこから祖母はみるみるうちに生気を取り戻し、癌疑惑から解放されたことでホッと胸を撫で下ろしました。

ボクもその時は嬉しかったです。

足腰が痛いのは依然としてですが、歩けないほどではありません。

自分が懸命に支え、祖母の手伝いをする。

最近はEvernoteに気が取られてお手伝いもおそろかになっていましたが、これからはきちんと手伝いたいと思います。

ー規則正しい毎日を

そして気候の変動が激しい今、いつ体調不良で倒れるかわかりません。

急激な気圧の変化に耐えきれず、昨日はぐったり横になっていました。

でも今はこまめな水分補給と換気、規則正しい生活を送ることで、だいぶ頭痛やだるさは和らぎました。

病気はありがたいことに新子安に引っ越してから5年間、1度もかかったことがありません。

この状態をずっと維持したいですね。

そして五体満足で生まれただけでも感謝しなくては…。