ー自分を見つめ直すためには
自分を見つめ直す。
これは人類最大のテーマといえます。
自分を見つめ直すとは、自分を客観視すること。
簡単そうで、これが案外できていない人が多いんです。
人間は、自分の行動やペースに従って、物事に取り組みます。
例えば、サラリーマンは仕事に向かうとき、朝早くから通勤して、満員電車に乗り、PCを触ります。
いわゆるライン作業とも呼ばれ、毎日同じことの繰り返しに慣れて、だんだんと手つきも良くなります。
しかし、自分を見つめ直すと、意外な一面も見えてくるものです。
サラリーマンの場合、上司や社長の顔色を伺いながら、懇親会や飲み会でもヘコヘコして媚びへつらい、ご機嫌を保とうとする…。
そんな自分がいませんか?
これは目先の昇給や臨時ボーナスに目がくらんでいる証拠です。
よくいえば出世欲がある、ということですが、悪くいえば「押し出し」に欠ける、ということです。
他人からの評価に振り回され、好きなことができない。そんな人生は嫌ですよね。
給料やボーナスなどの実利的な価値より、自分のやりたいことに重きを置く。
そんな行動スタイルに私は憧れます。
また、サラリーマンの場合、自分の能力をアピールする機会がほとんどありません。
せっかくの可能性の芽を、自分で潰しているのです。
人間誰しもポテンシャルはあります。
本当は無限大のポテンシャルを秘めているのに、それを活かすタイミングを逸している…。
これは本当にもったいないことです。
例えば、ガタイのいい男が、PCをいじってたら何か違和感がありますよね。
そういう人には、必ず適職というものが存在するんです。
事務系の仕事が好きな人ならば、サラリーマンも適職と言えるでしょうが、ガタイのいい男の場合は、いわゆる鳶職などが向いてると思います。
頑健な肉体を活かして、荷物を運搬したり、建築関連の仕事に従事する。
また、自衛隊や警察などの仕事も向いてるでしょう。
日々厳しい訓練に励み、地域に密着したパトロールを展開して、悪い人間を懲らしめる。
町の平和と治安維持に貢献できる、大変素晴らしい仕事です。
ー適職を探そう
私はよく祖母から心理学のカウンセラーになってほしいと言われます。
理由としては、聞き上手であること、および人の悩みにも親身に対応し、そのうえ的確なアドバイスができるから、とのことです。
私は将来の夢などは持っていなかったのですが、確かにこのご時世、心理カウンセラーなどの仕事は必要ですし、学校ではいじめや不登校に対応した「スクールカウンセラー」という相談機関も設置されています。
うつ病や不安障害など、精神的に悩みを抱えてる人は、年々増加しています。
そういった人たちに救いの手を差し伸べる…。それがカウンセラーの職務です。
そう考えるとやる気が出てきました。
自分自身、不登校を経験しているので、近い境遇の人の悩みに耳を傾け、的確なアドバイスを下すのは専売特許かもしれません。
自分の個性や強みを発揮できるのはそういう仕事かなと思っています。
心理学において、その人と同じ辛い経験をした人は、極めて共感性が高いと言われています。
がんの闘病生活を送った人ならば、がん患者の辛さも理解してくれるでしょう。
自分に合った適職を探し、世のため人のための潤滑油として…。