ーONE PIECEとは
ONE PIECEというアニメをご存知の方は多いだろう。
ひとつなぎの大秘宝ONE PIECEを目指し、海賊たちがしのぎを削る海洋冒険ファンタジーだ。
その海賊の1人として、主人公のルフィも加わる。
ルフィは現在10人の仲間を連れ、和の国でカイドウと交戦中だ。
この土壇場に至るまで実に多くの紆余曲折があった。
まず東の海「イーストブルー」という海域で船を漕ぎ出し、ここからONE PIECEを目指す冒険が始まった。
その過程で、さまざまな強敵と渡り合い、勝利を手にしてきた。
そのたびに懸賞金が増額され、空島編では1億ベリーにまでのぼった。
ゾロやウソップ、ナミをはじめとする仲間を集め、絆を深めていく。
しかし、シャボンディ諸島編で、大将黄猿やパシフィスタなど勝ち目のない戦いを強いられ、自分の限界に直面したルフィ。
戦争編では兄エースを失い、悲嘆する。
己の無力さを痛感し、やけを起こすこともあったが、ジンベエの一喝により立ち直る。
その後、レイリーのもとで覇気を学び、3日後に仲間と会うはずだった予定を2年後に変更。
まずは力を蓄え、機を熟したタイミングで再集結を試みる。
強敵と立ち向かうには、それなりの修行も必要なのだから。
ールフィのキャラクター像
ここからは、ルフィの性格について記載していきたい。
ルフィといえば、ケンカややんちゃを好む腕白なイメージがあるが、意外にもそうではない。
売られたケンカはすべて買うわけではなく、買う価値のないケンカと判断した場合には、絶対に手を出さないと決めている。
しかし、自分にとって大切な人を傷つけられた場合は、たとえ天竜人や女であっても容赦はせず、その場で殴り飛ばす。
仲間に対する思いやりや結束は強く、自分よりも仲間の心配をすることもしばしば。
ちなみに恋愛には全く興味がない。どんな美女に囲まれても意に介さない。
ハンコックの求婚もまともに聞いていなかった。
死を恐れず、経験値がものをいう大器晩成型。
戦えば戦うほど強くなる、という言葉を地でいく男。
勝ち目のない戦いには潔く退却し、「逃げる」という”戦略的撤退”をとることも。
単なる戦闘狂ではなく、先を見据えた作戦や考え方ができるのも船長の器である。
こうしたキャラクター像があるからこそ、ONE PIECEはいつまでも廃れることなく続いているのかもしれない。
長々と語ったが、ONE PIECEはルフィありきで成り立っている。
ルフィというキャラがいなければ、ONE PIECEは割と短い期間で終わっていたかもしれない。
ルフィという存在に感謝である。