痴漢

ートレンド入りを果たした「この人痴漢です!」

最近、「この人痴漢です!」という言葉がトレンド入りし、話題沸騰中だ。

響きからして邪な印象を受けるが、主に男性(というかこれしかない)をターゲットにした抹殺法だという。

例えば、電車やバスなど公共交通機関を利用するに際して、揺れや急カーブで男性が思わず女性に寄りかかってしまい、即座に「この人痴漢です!」と叫ぶシーンがこれにあたる。

男性からすれば理不尽な話だが、痴漢に対する防犯意識は高く、疑り深い駅員や警察官に連行され、そのまま拘留または科料に処されることもザラである。

言ってしまえば「冤罪」の類であり、女性が用いる男性への地雷ワードである。

これには、痴漢や盗撮、ストーカーといった軽犯罪が増えたことが背景として挙げられる。

以前までストーカーや痴漢というのは、男女間のもつれとして捉えられていた。警察に相談しても「民事不介入」でまともに取り合ってくれない。

しかしストーカー規制法が2000年に制定されてから、本格的にストーカーや痴漢に対する犯罪内容が明文化され、軽犯罪と同様に扱われるようになった。

一部の女性はそれをいいように悪用しているのだ。援助交際や合コンよりも格段に低いリスクで金をせしめるため、女性はターゲットとなる男性を物色し、自分の∞や胸などを触らせる。

もちろん男性の場合、意図的ではなくとも女性のカモにされてしまうので、1度騒がれてしまったが最後。

事務室に連行され、事情聴取を受け、尋問され、あげくは多額の慰謝料を取られる。

仮に無罪放免となっても、1度でも警察のお世話になったという経歴は残ってしまうため、のちの履歴書や職務経歴書においても不利になることは間違いない。

もちろんこれはあくまで例外的な確率である。

ほとんどの女性はそんなことをしない。

男性側もそれを重々承知のはずだが、まれにそういった地雷女に遭遇してしまうことがある。

その場合の対処法をいくつか挙げておこう。

ー男性側の対策としては

まずは「この人痴漢です!」と騒がれたら、そんなことはしてません!と叫ぶのではなく、まずは素直に事務室に行こう。

そこで指紋や物的証拠などの捜査が進むが、状況証拠だけで有罪を確定させることはまずない。

電車に乗り合わせた他の乗客が、果たしてその現場を目撃したかどうか。

否。本当に痴漢をしていなければ、他の乗客もそれを見ていないはずだ。

裁判の宣誓において、仮に女性が虚偽の証言や陳述をすれば、今度は女性が罪に問われる。(偽証罪)

まずは事務室に行き、アリバイを証明しよう。

無実を主張しすぎて、焦りを見せてしまえば逆に怪しまれるので、ここは冷静な対応を。

駅員や警察官の尋問や恫喝にも屈せず、毅然とした態度で臨もう。

そうすれば、いい気になってる女性に気持ちのいいほどのカウンターを喰らわすことができる。

男性側の対策としては、これくらい。

まさか女性の胸やお尻を触らないように、吊り革を両手で掴んだり、連結板に立ったり、網棚に寝たりするといった変人はいないだろう。

そうすれば別の意味で、鉄道警察のお世話になること請け合いだ。

ほとんどの女性はこんな言葉を使わないが、トレンド入りした以上、悪用する女性も今後増えることだろう。

日頃から十分な警戒をし、危なそうな女性には近づかないこと。

これが最善の対策である。