おくるみ

ー赤ちゃんの世話

産まれたての胎児には、手厚い保護が必要だ。

泣いたり、笑ったり、怒ったりと、赤ちゃんは色々な顔を見せる。

その表情から察して、母親はミルクをあげたり、膝の横で寝かせたりして、少しずつ成長を見守る。

本稿では、赤ちゃんの人格形成に関わるとされる、育児ママにとっての必需品をご紹介する。

ーおくるみはなぜ必要なのか

みなさんはおくるみという道具をご存知だろうか。

育児にとって最も重要なもので、赤ちゃんを包む大判の布のことである。

手触りがよく、包み込まれた赤ちゃんは心地いい安心感を覚える。

それもそのはず、産後4ヶ月までの赤ちゃんにはモロー反射と呼ばれる性質が備わっており、手足がものや床に触れるだけでビクッと動いてしまうからだ。

原始反射とも呼ばれ、例えばベッドや布団などの寝具の上で寝ていた際にいきなり赤ちゃんを持ち上げるとびっくりしたようにM字開脚をし、その後丸まってしまう。

しかし体温を一定に保つおくるみで包んであげれば、いざというときの体温の変化を感じず、赤ちゃんは安心して過ごすことができるのだ。

そばにあるだけで安心できる、育児をするママにとって生活必需品ともいえよう。

生後すぐは首が座っておらず、首筋を支える役目も果たしてくれるのがこのおくるみ。

抱っこもしやすくなり、怪我の予防にもつながる。

ブランケットや授乳ケープと同じく常備するだけで安心できる一品だろう。

ー親として責任を

赤ちゃんは何かと不安定であり、育児には苦労するかもしれない。

お座りやハイハイができるようになるまでは、手厚い保護が必要だ。

それ以降は自分で身を起こし物心もつく頃なので、干渉や束縛は控えめに。

親として最低限の世話をし、子どもが自立できるようになるまで成長を見守ろう。

今日はここまで…。